電話でのお問い合わせはTEL.0966329017
〒8680022 熊本県人吉市願成寺町482番地2
熊本県人吉市願成寺町在住。
昭和49年2月28日生まれ 50歳
「お知らせ」
※令和6年4月1日 熊本県スクールソーシャルワーカーに再度復帰しました。3年ぶりの球磨教育事務所になります。こどもたちの近くで家庭に寄り添いながら支援を行って行きます。
※令和5年3月31日 熊本県スクールソーシャルワーカー芦北教育事務所を退任しました。短い期間でしたが暖かく迎えて頂いた芦北の子ども達、校長先生をはじめ教員の先生方ほんとうにありがとうございました。
※令和4年6月1日 熊本県スクールソーシャルワーカーに復帰しました。1年間お休みをいただきましたが思っていたよりもすぐ戻ってきました。第1期は球磨教育事務所でしたが第2期は芦北教育事務所です。
やはり子どもたちが大好きみたいです。大好きな海の近くで子どもたちの支援に関わります。
※令和3年3月31日 熊本県スクールソーシャルワーカーを退任致しました。7年間でしたが子供たちの支援ができたことは僕にとって大きな経験と宝物になりました。今後もこども達や御家族に寄り添った支援相談を行っていきたいと思います。
これまでの経緯 鹿児島県垂水市生まれ。
桜島がよく見える、海岸近くの貯木場そばで幼少期(5歳ごろまで)を過ごす。その後、父親の転勤(父は国家公務員・母は保健師)で鹿児島県垂水市から出水市、湧水町、菱刈町、大口(伊佐市)、熊本県八代市と2.3年越しに住居・学校を転々とした。当時の転校生はきわめて少なく目立つ存在で、いじめを多数経験し学校へ行きたくない時期や人見知りから友達を作ることに失敗することが多かった。幼少期より特性が強く周りの環境や刺激に反応し落ち着きや集中力がなく多動傾向が強かった。勉強も苦手で、好きな教科だけは集中できたが不得意な教科がほとんどだった。人の感情や表情を読み取れないなどすぐに友達関係をつくることができずにいたため、生活になじめるように両親が環境調整や子育てで苦労していたのだろうと今では理解できる。走ることや駅伝・水泳やサッカー少年団など体を動かすことで両親は僕の良い部分を伸ばそうと支援してくれていたが、やっと友達と仲良くなったと思ったころに転勤となることが多く、友達との関係や交流にも苦労した。当時は、幼馴染の存在がうらやましいと日々感じていたが、年齢を重ねてくると小さい頃の友人や知人がいろんなところにたくさんできていたことに驚かされ、人との関わりの大事さと積み重ねの重要性に気づかされた。
幼少期は海の近くに住んでいる事が多かったが、現在は7か所目の熊本県人吉市へ。温泉とお酒がおいしい地域で定住し今年で30年になる。人吉市では10年ほど高齢者福祉に従事し認知症ケア「宅老所」の設立を夢見て平成16年3月に独立、介護生活研究所を設立した。当初の事業は訪問介護・居宅介護支援事業所のみだったが、人吉球磨では最初の精神障害者のヘルパー事業所で身体障がい・知的障がい者の障がい者福祉の在宅支援も行った。2年後、念願だった人吉市で初めての宅老所+通所介護事業を開設する。認知症の方との生活を一緒に行いながら少人数での個別ケアを実践した。その後、さまざまな施設が整備され需要が減り宅老所は平成23年に閉所する。宅老所は閉所したがその理念とその経験は生かされ人吉市で認知症グループホームの認可をもらい開設することができた。グループホームでは看取り介護を積極的に行っておりこれまでに10例ほど施設での看取りを行っている。
平成26年からは熊本県スクールソーシャルワーカー(非常勤)としてこどもたちの不登校など様々な問題で困っているこどもたちや家族の支援を始め、また同時期に障がい児計画相談支援事業を開始。10年目を迎えたため新たにこども家庭相談室をつくった。
様々なところに飛び込んで行き、いろんな失敗を繰り返し多数の人たちに迷惑をかけてしまい一昨年ADHDの診断を受け子どもの頃からの特性を自分で理解した。忘れ物や落ち着きがないなど失敗が多く、特性のある性質で自分の足りない部分がほとんどだが、いっしょに働いてくれているみんなが僕を支えてくれている。みんなにたくさんの部分を助けてもらいながら自分の特性を活かした支援の形を模索している。
これまでの失敗や経験を踏まえ再出発を決意し令和5年4月1日、10年前に踏み込んだ学校ソーシャルワークや児童福祉の世界とこれまでの事業を統合。これからのこどもたちの未来と高齢者・障がい者の未来を相談や介護で支援していくため、会社名を「こどもとケアライフ研究所」に変更した。
子どもの頃から両親や親族に海や山に遊びに連れていってもらう事が多く、アユ釣り、霧島登山・高千穂や阿蘇・屋久島のトロッコ列車・縄文杉などもたくさん記憶に残っている。刺激の多い都会は大好きだが、都会には馴染めない、海・山・川…自然から離れられないソーシャルワーカー。高齢者の看取り介護や子ども・家族のカウンセリングやいじめ・不登校・子どもの虐待貧困問題に積極的に関わっている。
母の話を少しさせてください。(令和6年10月30日追記)
祖母と母と弟と
上記に母は保健師だった話をしました。母は精神科病院の婦長を長く経験し、認知症疾患病棟の統括をしていました。幼少期、僕は母の職場に連れて行ってもらうことがあり母の仕事をしている姿を覚えています。僕が認知症高齢者に関わることもすべて母親が関わっています。母は僕が小さいころ、僕にどういう仕事につきたいか聞かれました。僕は「病院などで困っている人の相談にのってあげたい」と言ったのを覚えています。当時、病院の相談室はなくソーシャルワーカーの存在もまだ知られていない時代だったと思います。母は僕を自分の職場に連れて行き雰囲気を感じさせたかったんだと思います。そのころから病院の仕事の内容やどんな仕事をしているのかおしえてくれるようになりました。僕は家にいることが好きではなく勉強も得意ではなかったため高校卒業後も早く家を出て遠くで暮らしたい希望がありました。就きたい仕事も様々変わり何がしたかったのか希望が定まらない時期もありました。母はたぶんその様子も見守りながら「これからは医療や介護の時代がくるよ」と事あるごとに僕に話をしていました。
僕が就職を決めるとき、母の話を思い出します…
これからは「医療や介護の時代なんだ…」母の話をどこか覚えていて情報処理学科から介護の道へ行くことになります。それが僕が福祉を進み始めたきっかけです。これから事あるごとに母に相談します。なんたって認知症対応スペシャリストですから(笑)もちろん認知症高齢者に関わることは大歓迎で自分で会社を始めるときや宅老所を始めるときも喜んでくれました。僕の周りの人たちは言います。先見の明があるねって。違うんです。僕じゃなくて母なんです。
母は、小さい時にお菓子をたくさん作ってくれました。ポテトチップスを自宅で作ってくれたんです。その当時自宅で作れるなんてびっくりでしたし、それもまだ販売されていなかったコンソメ味でしたので夢のようだったのを覚えています。転校の多かった僕に、友達に自慢できるのは唯一母でした。
僕は勉強が苦手でした。小学生のころADHDの特性が一番ひどい時で、落ち着きがないため習字などいろいろさせられたような記憶があります。母は漢字や九九を覚えさせようと必死でした。正座しながら2人で机にむかい僕は泣きながら漢字の練習を毎日させられました。あの当時は嫌で仕方なかったんですが母を恨んだことはありません。それはなぜか…って、僕が泣きながら漢字の練習をしている前で母もいっしょに泣きながら見守っていたからです。号泣してました。(笑)
その母が、先月亡くなりました。僕をここまで導いてくれた人です。先見の明があり僕をソーシャルワーカーとしても導いた人です。いまたくさんの思い出が蘇ります。これからたくさん追記していきます。
主な資格
社会福祉士(認定社会福祉士認定機構 登録スーパーバイザー)
現在の業務内容
主な受講研修
その他
みどりのほし有限会社 取締役
社会福祉法人 西瀬福祉会 認定こども園 さざなみ保育園 理事
人吉球磨地域 保健医療福祉活動ネットワークfan 事務局
令和元年〜令和2年 宇土市教育委員会 いじめ調査委員会 社会福祉士(委託)
令和元年〜令和2年 水俣市教育委員会 いじめ調査委員会 社会福祉士(委託)
令和2年 人吉市教育委員会 いじめ調査委員会 社会福祉士(委託)
講演等
〇平成27年8月27日 困難を有する子ども若者によりそいましょう in人吉 講師
〇平成27年12月5日 熊本県社会福祉士学会
第2回大会 シンポジスト 「子どもの未来と権利」スクールソーシャルワーカーの立場から…
〇平成28年10月20日 一般社団法人ひとよし球磨青年会議所 一般講演会 講師
「大人は気づかなければならない子どもたちの「いじめ」「不登校」の背景にあるものを」
〇平成29年8月8日 第4回人吉医療センター発達相談外来研修会 講師
「人吉球磨地域における学童期への移行支援体制の現状」
○各公民館 終活セミナー
人吉市西瀬公民館・中原公民館などで認知症ケアや成年後見制度からみた終活セミナーを実施
〇平成30年8月19日 「ケアニン」特別上映及び講演会in人吉球磨 実行委員長
人吉市カルチャーパレスにて昼夜2回の上映を実施し約500人を集める。
○令和6年6月12日 球磨圏域介護支援専門員協会 総会 「ヤングケアラーの支援について」講師
○令和6年11月18日 居宅介護支援事業所合同研修会 「障がい福祉サービスを利用する」
〒8680022
kumamoto hitoyoshi
gannjyoujimati 482-2
TEL.0966329017
mail. suzuran-care@lake.ocn.ne.jp
mail.bluelily.yf49@gmail.com